「怖いほど当たる」と評判のマダム・クレアヴォのタロット占い。その能力を最大限に生かすために、占い道具はとても大切な存在となっています。
タロットカード
象徴性の高いウェイト版
タロットカードには様々な種類がありますが、マダム・クレアヴォは『ウェイト版』を愛用しています。世界で最も普及しているため、タロットといえば、この絵柄が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
▲ウェイト版タロット
『ウェイト版』は魔術結社「黄金の夜明け団」の解釈に基づいてデザインされており、アーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite, 1857-1942)の指導のもと、イギリスの女流イラストレーターであるパメラ・コールマン・スミス(Pamela Colman Smith, 1878-1942)が制作しました。約5年の歳月をかけ1909年に完成したのですが、ロンドンのライダー社から発売されたことから『ライダータロット』とも呼ばれています。
▲アーサー・エドワード・ウェイト
▲パメラ・コールマン・スミス
マダム・クレアヴォが『ウェイト版』を愛用している理由は、象徴的な絵柄の完成度が高いためです。シンボライズされた記号が、色、形、数字…として、ふんだんにちりばめられ、解釈に深みをもたらすことができます。
さらに多くの書物が『ウェイト版』をベースに解説しており、膨大な量の「知識」を得やすくなっているのです。タロットの解釈には「インスピレーション」や「経験」だけでなく「知識」も必要ですので、より多くの「知識」がある方が、より緻密な鑑定ができるといえるでしょう。
アンティークな趣の復刻版
『ウェイト版』は人気が高いだけに様々なタイプのものが出版されていますが、マダム・クレアヴォが使用しているのは『スミス・ウェイト・センテニアル・エディション・デッキ(Smith-Waite Centennial Edition Deck)』。これはライダータロット誕生100周年を記念して制作された復刻版で、『パメラ・コールマン・スミス コメモラティブ・セット(Pamela Colman Smith Commemorative Set)』に収められているタロットカードです。
▲100周年記念の復刻版
この復刻版は製作された1909年当時の風合いを忠実に再現しているため、アンティークな雰囲気が漂っています。一般的なウェイト版より落ち着いた色合いのため、心惹かれました。カード裏面のチューダーローズも上品で魅力的です。
▲復刻版のカード
▲復刻版のカード(裏面)
この『スミス・ウェイト・センテニアル・エディション・デッキ』と一緒に、あなたの抱えている問題と真摯に向き合っていきたいと思っています。
お香
聖なる空間を創出
タロット鑑定の前に、お香を焚いてお部屋を浄化しています。そうすることで聖なる空間が作られ、タロットカードに強いパワーが与えられるのです。同時にマダム・クレアヴォ自身の雑念も浄化され、無の境地でタロットと向き合うことができるようになります。
▲聖なる空間を作るお香
使用しているのはスティック・インセンスという棒状のお香。スティック・インセンスには恋愛運アップや金運アップなど様々な種類がありますが、ここでの目的は空間や道具の浄化であるため、それに最もふさわしいアンナ・リヴァ(Anna Riva)製の『フランキンセンス&ミルラ(Frankincense & Myrrh)』を使っています。
またスティック・インセンスから落ちる灰を受けるアッシュ・トレイには『トリプル・ゴッデス』を。「ペンタグラム」「トリプル・ムーン」「ケルトの結び模様」の細工が施され、聖なる力を高めています。
ベル
能力を呼び覚ますベル
聖なる空間を創出した後は、厳かにベルを鳴らします。ベルの音が空間を聖別し、タロットを行うにふさわしい聖域を作り出すだけでなく、マダム・クレアヴォの中に眠る「千里眼」の能力を目覚めさせるのです。
▲能力を呼び覚ますベル
ベルには「ペンタグラム」が描かれ、より魔術性の高いものとなっています。